やけどをしたら症状が軽くても近くの皮膚科を受診しましょう。
「軽いやけど」と本人が判断したものが実は深いやけどで、想像もしなかったような
傷跡やひきつれを残してしまうことがあります。
また、体温より少し高い温度でも接触時間によってはやけどになります(低温やけど)。
低温やけどは通常の高温で出来るやけどとは見た目が全く異なります。
軽症に見えても皮膚の深いところまで組織が変性してしまうため、傷の治りが遅くなる傾向があります。
一般にはカイロによるやけどが知られていますが、ファンヒーター、湯タンポ、アンカ、保湿機能付便座
などで生じることもあります。
応急処置
やけどを負ってしまった場合、患部を1秒でも早く、水で冷やしてください。
手近にあるコップの水でもお茶でも、とにかくまずかけること。
その後も流水(水道水)で冷やし続けることが望まれますが、それが出来ない時は
濡れタオルで冷やしても良いです。
15分ほど冷やしたら速やかに医師の診察を受けること。
自己判断の治療(ジャガイモやアロエなど)は以後の治療の妨げになるので避けた方が良いです。