色素沈着といってもさまざまなものがありますが、河合皮フ科では
トレチノインやハイドロキノンといった塗り薬と、
フォトフェイシャル、
ルートロ(レーザー)トーニング、メディカルエステでのイオン導入、高周波温熱治療などで対応しています。
色素沈着の治療
色素沈着の治療はレーザーを使って行われることが多いです。
シミでは、雀卵斑(ソバカス)、老人性色素斑、脂漏性角化症、光線性花弁状色素斑。
あざでは、 太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑。
その他では外傷性色素沈着症、刺青などにレーザーの効果が期待できます。
シミのもとであるメラニン色素が表皮にある場合は、肝斑など一部を除き、レーザー照射が効果的です。
メラニン色素が光線に吸収されてシミが消えます。また、真皮のメラニンには、
特にQスイッチというタイプのレーザーが適していて、メラニン色素だけを破壊します。
これらは安全に行える治療法ですが、治療後の皮膚は軽いやけどの状態になるので、
軟膏を塗りガーゼをあてて患部の安静を保ちます。
やがて茶色のかさぶたになり、約一週間ではがれてピンク色の肌が現れます。
この肌はとても繊細なので、再度の 色素沈着の原因となる紫外線から守るために、
2~3ヵ月間は日焼け止めクリームを塗ってケアをする必要があります。