耳、頬、手足の指などの末端部分が繰返し寒さにさらされることで血流が悪くなり、
赤または紫色に腫れ上がります。また痛痒さが伴います。
予防にはしっかりと防寒、防水をし、水にさらされた部分はよくふき取ります。
軟膏を塗ったり、血行をよくするためにマッサージをして下さい。
また入浴時の軽いマッサージも有効です。
外出時には手袋をしたり、帽子を着用したりして寒冷の刺激を避けることが大事です。
湿気もよくないので、手袋やくつ下をぬれたままの状態にせず、
乾いたものに変える、汗をふくなどの工夫が必要です。
しもやけになってしまってからでは治りが悪いので、早めの時期から保温に努め、
湿気を避けるなどの予防が重要です。
しもやけの症状が疑われたら、皮膚科を早めに受診し治療を受けるようにしましょう。
しもやけの治療は血行促進作用をもつビタミンEやヘパリノイド類似物質を含む軟膏をぬります。
外用で不十分な場合は、ビタミンEの内服も併用します。
炎症が強い場合は、ステロイド剤をごく短期間使用する場合もあります。