大阪も梅雨入り宣言が出され、しばらくはうっとうしいお天気とのお付き合いになりますね。
洗濯物も乾かない、ジメジメした日が続きます。
自然の動植物にとっては、今は潤いのある季節になるのでしょうか。
この時期に、うで・くびなどに集中して、赤くて小さい丘疹が、多発して診察に来られる方が多くなりました。
【皮膚炎の症例】
「ほとんど家に居た」という方が多くて、なんでこんなに痒いブツブツが出来たのか心当たりがない様子です。
「木のそばに行きませんでしたか？」と聞いてみると、
「公園へ行きました。」とのことでした。
【公園のイメージ】
４月～１０月にかけて、庭木や公園、野山などにある
「ツバキ、サザンカ、サクラ、ウメ、バラ」などの葉に
へばりついているドクガ、チャドクガ、モンシロドクガなどの
毒針毛に触れると皮膚炎が生じます。
露出部だけでなく、服を着ていた上背部、上腕などにも、
皮膚炎を生じることがあります。
炎症症状が、強い場合は、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の外用または、
内服を併用して治療をします。
応急処置としては、毒針毛に触れた直後は、粘着テープで皮膚に付着した
毒針毛を除去し石鹸でよく洗うとのこと。
野山や公園などに出かけるときは、毛虫に気をつけましょう。
℡06-6643-4054
河合皮フ科医院では、一般の皮膚科と、ニキビ・シミ・シワ・ムダ毛など
美容に関するお悩みに対応しております。
メール相談も受付てますので、お気軽にお問合せくださいませ。
